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アンカー 1

基幹システムと分析システム

・基幹システムとは、業務上必須となるシステムで在庫管理、物流管理、販売管理など、様々な基幹業務を行うために稼働しています。

 基幹システムでは、トランザクションと呼ばれる一連の処理の単位ごとに、データベースの更新を行います。この処理をOLTP(Online Transaction Processing)と言います。

 OLTPでは、データ行が頻繁に追加更新、削除されますので、正確に高速にでデータ行を更新できる仕組みが重要になります。行に対するアクセスが高速に動作するように作られたデータベースを行指向といい、関係データベースがよく用いられる。

・分析システムとは、データ分析のためのシステムです。売上の分析やWebサイトのアクセス分析など、データ分析に特化した機能を提供します。

 分析システムは、基幹システムのデータを取得して分析を行い、基本的にデータの更新は行いません。分析システムでは、複雑で分析的な問い合わせに素早く回答する処理を行う必要があります。この処理をOLAP(Online Analytical Processing)と言います。

 OLAPでは関係データベースなどのデータのスナップショットを取り、別のデータベースに移します。データの分析では同じ列を集計することが多く、列の集計操作などを効率的に行うため、列指向のデータベースが用いられます。列指向のデータベースとしては、データウエアハウスがよく用いられます。

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